土壌・地下汚染調査の流れ。
土壌・地下水汚染調査の流れをチャートにして、資料調査から報告書作成、
対策工事の計画・実施・終了まで、わかりやすく解説しています。
資料調査
住宅地図・航空写真
住宅地図は昭和30年代~現在
航空写真は昭和20年代~現在
各5~10年間隔での対象敷地の地歴および周辺地の地歴を調査します。
謄本
対象敷地の土地・建物謄本を閉鎖謄本まで調査し、地目・建物の種類等を明らかにします。
地形・地質
対象敷地の地形・地質を調査します。
本調査では直接的は土壌汚染リスクを対象にはしませんが、隣地からの影響等の参考になります。
踏査
対象敷地やその周辺地の現況を直接現地に赴き、設置物の管理状況や廃棄物状況などを調査します。
他資料
対象となる敷地・建物について入手できる資料を用いて土壌汚染リスクについての調査を行います。
他資料
対象となる敷地が法律や条例による調査対象となっているかを調査します。
調査計画
コンプライアンスやCSR等も考慮した計画
現地調査
概況調査
- 土壌ガス調査(地下水調査)
- ボーリング調査
- 表土調査
・土壌ガス採取
・土壌ガス採取
概況調査
- 土壌ガス調査(地下水調査)
- ボーリング調査
- 表土調査
・表土試料採取
・深度方向試料採取
・地下水採取
分析
厳密な分析を行います。
報告書
様々な角度より検討・報告いたします。
対策工事の計画、対策工事の実施・終了
直接摂取による リスクに係る措置 |
1. 立入禁止措置 2. 舗装措置 3. 盛土措置 4. 土壌入換え措置 5. 土壌汚染の除去措置 |
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地下水等の摂取による リスクに係る措置 |
1. 地下水の水質の測定措置 2. 原位置不溶出化措置 3. 不溶化埋め戻し措置 4. 原位置封じ込め措置 5. 遮水工封じ込め措置 6. 遮断工封じ込め措置 7. 土壌汚染の除去措置 |
・VOC 加熱処理
・VOC 低温加熱処理
・土壌堀削状況
・埋め戻し整地検尺工事